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第91回琉大21世紀フォーラム 「外交とは:スーダン大使、ミクロネシア大使の経験を踏まえ」

2017年03月23日掲載


第91回琉大21世紀フォーラムが、平成29年3月21日(火)に、堀江良一駐ミクロネシア連邦大使を講師にお招きして、琉球大学法文学部新棟1階114教室において開催されました。

 講演会では、堀江氏が気候も国柄も大きく異なる二つの国(北アフリカの大国スーダンと大洋州の小さな島国ミクロネシア)で日本大使を経験し、日本外交の現場で考えた様々な事について、写真を交えながら詳しくお話され、「外交は、決して押しつけるのではなく、その国々の歴史や文化を尊重する事が何よりも大切である。」と述べられました。

当日のフォーラムには、学生や教職員等50名を超える参加があり、講演終了後、学生等との活発な質疑応答が行われ有意義なフォーラムとなりました。

(主な質疑応答は次のとおり)

Q「外務省に興味がある。外交官になるために必要な素質とは。」

A「人とつきあうことが好きであり、どの国であれどういう人であれ、相手を知ろうとする気持ちが大事である。」

Q「外交は言語が必要であると思うが、交渉の際の難しい点を伺いたい。」

A「外交官は交渉するのが大きな仕事である。そのためには相手を観察して、相手の関心を知って、自分なりに勉強をして、
  それをプレゼンテーションすることである。自分の口で相手が喋ることを理解できないと不完全燃焼になる。一つでも二つ
  でもいいのでいろいろな言語を勉強してほしい。」

Q「日本の代表として、国際社会と対立している国の要人と関係性を築くのは難しいと思うが。」

A「日本はその国には経済制裁を行っていなし、困っている人が大勢いる。人道的な配慮でJICAも再開しており、
  日本人を守り、日本人の活動をやりやすくするために、彼らにとって耳の痛い話もしてきた。」

堀江大使によるご講演

熱心に聞き入る参加者の皆さん

学生との質疑応答の様子

フォーラムに先立ち、堀江良一ミクロネシア連邦大使夫妻が、大城学長を表敬し、懇談を行いました