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COCとサテライトキャンパス

2016年8月12日掲載


平成28年7月3日、沖縄県国頭郡の大宜味村農村活性化センターにおいて本学の6番目となるサテライト「大宜見キャンパス」を開設しました。前日には、同じく国頭村民ふれあいセンターにおいて5番目のサテライト「国頭キャンパス」を開設したところでした。これら2つのサテライトキャンパスは、公立大学法人名桜大学と共同して設置しました。

琉球大学のサテライトキャンパスは、とりわけ、高等教育機関のない県内の島嶼地域や西原町に立地している琉球大学まで足を運ぶのがなかなか難しいという地域をターゲットとして、平成25年度の宮古島市を皮切りに、石垣市、那覇市や国頭村、大宜味村に設置してきました。

それらのサテライトキャンパスでは、本学の公開講座をはじめ、公開授業、講演会、シンポジウム等を双方向で配信しております。これまで、一般向け公開講座として「峠走の理想と実践(岩本塾)」、「化学への招待」、「沖縄県における肥満(成人、小児)の現状」、「市民ランナーのためのランニング科学講座」など、公開授業として「海洋の科学」、「琉球語学概論Ⅰ・Ⅱ」、「アジアでのビジネス展開を学ぶ」などの特色ある講座や科目をサテライトキャンパスに提供してきました。また、一昨年度から直接足を運べない受験生や保護者の方々でもリアルタイムで大学を体感できるよう、「琉球大学オープンキャンパス」の実況配信も行っております。

このように、大学の知的資源を各サテライトキャンパスで配信することによって、大学と地域の距離や壁をなくし、大学と地域が緊密に連携して地域課題の解決に向かって取り組み、本学が地域づくりや地域振興の中核(COC;Center of Community)となって、地域へ貢献する大学としての機能を発揮して、大学を基点とした地域振興の成功モデルとなっていくことを狙っています。もちろん、サテライトキャンパスが、地域のあらゆる人々の生涯学習のプラットフォームとなることも企図しています。

島嶼地域は、広大な海洋に散在して、政治経済の中心地から離れており、規模の経済が働かないという条件不利地域です。ICTを活用して、私たちの住むこの島嶼地域の条件不利性を克服し、どこにいても教育を受けられる権利(基本的人権)を人々に保証する。世界中にある島嶼地域にとって、本学の活動がその成功モデルとなるのではと考えています。全ての人々にとってきわめて大切な「教育」を平等に保証していくために尽力することこそ、大学の果たすべき役割だという矜恃を持ち、本学は、この地域とともに歩みを進めていきます。

COCリーフレット : http://ryudaicoc.jim.u-ryukyu.ac.jp/wp/img/coc_pamphlet.pdf