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新年度の始まりに当たって

2016年4月19日 掲載


2016 年度が始まりました。気分を新たに、いろいろなことに挑戦していきたいと決意しています。今年度から、国立大学法人の第 3 期中期目標・中期計画 期間(2016 年度~2021 年度)がスタートします。中期目標・中期計画期間というのは、6 年ごとにそれぞれの大学が長期ビジョンに基づいて中期目標・中期 計画を策定し、それに沿って毎年度の大学運営を行い、点検・評価していく、ひとまとまりの期間のことです。

私達は、第 3 期中期目標・中期計画期間を、本学の長期ビジョンである「地域とともに豊かな未来社会をデザインする大学」、「アジア・太平洋地域の卓越した教育研究拠点となる大学」を実現するために、「実が稔る種や苗木を植え付ける」重要な時期と位置づけています。この 6 年間を有意義なものとするため、本学の教育・研究・地域貢献機能の強化に向けて日々の改革・改善を進めて行かなければなりません。初年度となる2016年度は、次の4件を重点事項として、全学を挙げて取り組みます。

  1. 国際通用性のある体系的な学士教育プログラムの確立
  2. 地域資源を活用した地域イノベーションを支える学術基盤と研究開発力の強化
  3. 産学官民の協働による実践型教育システムの構築
  4. 沖縄県地域医療構想における高度急性期医療を担う地域完結型医療の中核的役割

教育・研究・社会貢献機能を強化していくためには、教育改革が極めて重要となります。この 4 月 1 日の教職大学院の開設を皮切りに、学部・大学院の改組を進めます。学部・大学院の改組は、地域社会が求める人材育成と研究力強化を基盤とした社会貢献を果たすための重点事項です。これからの時代に求められる人材育成と研究を見据えて、改組する際に、学部間あるいは学外機関の枠を超えた教育連携や研究連携を強力に推進する工夫を加えていくことで、より高い成果を生み出すことができると考えています。

これらの取組を可視化し、地域社会とのコミュニケーションを推進するために、琉球大学を外向けにアピールすることも大切です。まずは、昨年度末に設新年度の始まりに当たって置した、琉大東京オフィスを本格稼働させ、様々な情報の受発信基地として活用します。併せて、沖縄に一番近い外国である台湾(中華民国)に海外事務所を開設し、台湾の大学との間で学生や研究者の交流を活発化させます。このような取組は、本学の存在感を高めるだけでなく、地域貢献や国際交流の場(道)を増やすことにも繋がるものだと考えています。

琉球大学の長期ビジョンは、言葉を換えれば「地域の人々に信頼され、必要とされる大学になる」、「地域の人々が誇れる大学になる」ということです。本学の活動はその意思のもとに行われ、その延長線上にビジョンの実現があることを念頭におき、2016 年度から 2050 年(創立 100 周年)の未来を見据えて、地域やアジア・太平洋の人々を巻き込みながら、大学全体で一丸となって挑戦していきます。