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大瀧丈二准教授らのヤマトシジミにおける放射線影響研究がNatureグループの“Scientific Reports”誌に掲載

2012年 8月15日 掲載


福島第1原発事故後に、チョウの一種「ヤマトシジミ」の羽や目に異常が生じているとの報告が、8月9日付けで英文科学誌「Scientific Reports」に掲載された。

研究チームは事故直後の昨年5月、福島県などの10市町でヤマトシジミの成虫144匹を採集。うち、7地域総合で12%に羽や目の異常が認められた。これらのチョウ同士を交配した子世代での異常率は18%に上昇した。同様の7地域で9月に採集を行ったところ、異常率は28%、その子世代では52%に達した。類似の異常は、沖縄個体を外部被爆・内部被爆させた実験でも認められた。


原著論文:Scientific Reports, 2, Article number: 570 doi:10.1038/srep00570
The biological impacts of the Fukushima nuclear accident on the pale grass blue butterfly
Atsuki Hiyama, Chiyo Nohara, Seira Kinjo, Wataru Taira, Shinichi Gima, Akira Tanahara & Joji M. Otaki

http://www.nature.com/srep/2012/120809/srep00570/full/srep00570.html


研究成果は、事故の生物影響の例として、国内外の関心を集めている。



自然な状態のヤマトシジミ

自然な状態のヤマトシジミ

異常が生じているヤマトシジミ

異常が生じているヤマトシジミ