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グローバルヘルス合同学会にて日本熱帯医学会より本学教授がダブル受賞

2017年11月30日掲載


11月24日に東京大学本郷キャンパスで行われたグローバルヘルス合同学会にて、医学研究科細菌学講座の山城哲教授、保健学科国際地域保健学分野の小林潤教授が日本熱帯医学会から表彰されました。

山城哲教授は、2004年に本学会に所属する研究者によってなされた熱帯医学に関する顕著な業績を讚えるために作られた学会賞で14人目の受賞となりました。「細菌の疫学研究で顕著な成果をあげ、とりわけベトナムにおける拠点研究では基盤形成から人材育成に至るまで我が国およびアジアの熱帯医学の新たな方向性を示し続けた」ことが受賞理由となりました。

小林潤教授は、故相川正道博士のマラリア学における功績を記念して、マラリア学の発展に寄与した研究・業績に対して日本熱帯医学会が表彰する賞として2012年に設定された相川正道賞の6人目の受賞となりました。受賞理由は「一貫してマラリアの社会医学的研究で優れた業績を上げ、とりわけタイやラオスにおける学校保健ベースのマラリア対策戦略の開発研究で世界をリードする成果を報告した」ことです。

表彰式と受賞講演は東京大学の安田講堂で行われ多くの聴衆が駆けつけました。学会は3日間で1500人以上の参加者があったことが報告され、熱帯医学をはじめ、国際保健学、渡航者医学の3つの面からグロバールへルスについて活発な討議がなされました。

日本熱帯医学会は1959年に発足し、1972年に日本医学会へ64番目の分科会として加入している伝統のある学会の一つです。また、世界熱帯医学連盟の理事国でもあり、世界に向けた発信も重要な役割を背負っています。琉球大学は学会設立以来4回大会を招致してきており、2009年には50周年記念大会を沖縄コンベンションセンターで開催するなど学会で重要な役割を担ってきました。今回のダブル受賞において学会への貢献がさらに期待されているなかで、2019年には60周年記念大会が山城哲教授のもと沖縄にて開かれることが今回正式に決定しました。今後この沖縄において、当分野の研究・教育の発展がますます内外から期待されています。