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下地翔さん(大学院理工学研究科)と重信颯人さん(工学部)が
電力系統技術委員会奨励賞を授与されました

2015年 2月16日掲載


電力系統技術委員会奨励賞は、平成26年に開催された電気学会電力系統技術委員会が主催する電力系統技術研究会で発表された論文の中で研究内容、講演内容等の点において特に優秀であると認められた若手研究者に授与されるものです。今回、理工学研究科電気電子工学専攻博士前期課程1年次の下地翔さんと、工学部電気電子工学科4年次の重信颯人さんが電力系統技術委員会奨励賞を授与されました。

下地さんの受賞論文の題目は「リアルタイム電力市場下におけるスマートハウスの最適運用」です。本論文は、電力市場価格を基にしたリアルタイム料金制度下において、太陽光発電システム、太陽熱利用給湯システムに加えヒートポンプ、定置用蓄電池および電気自動車を可制御負荷として導入することで電気料金の削減を目的としています。スマートハウスの電力消費者は、可制御負荷を有効利用することで、電気料金価格が高い時間に家電の使用計画を変更せずに、電気料金の負担を低減することが可能です。本研究は再生可能エネルギー発電設備を導入したスマートハウスの普及ともに、今後電力需給調整に用いられるデマンドレスポンスを活用することで電気料金を削減することができます。

重信さんの受賞論文の題目は「配電系統におけるオートタップチェンジャ柱上変圧器の最適配置を考慮した多目的最適化」です。本論文は、増え続ける負荷需要や、再生可能エネルギーを用いた分散型電源が大量連系された配電系統において、近年開発された配電制御機器を効率的に配置するとともに、最適な運用計画が得られる多目的最適化手法を提案しています。本手法を用いることで、電力系統運用側に利益をもたらすだけでなく、需要家も安定な電力を受電可能です。

今回の受賞にあたって、下地さんと重信さんは「電力系統技術委員会において受賞できたのも、千住智信先生および與那篤史先生ならびに研究室メンバーのおかげだと思っています。今後も、電力・エネルギーに関する専門知識を深め、研究活動に励みたいです。」とコメントしました。

(左から)下地 翔さん、重信 颯人さん

(左から)下地 翔さん、重信 颯人さん