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細胞病理学講座の論文が血液学分野の世界トップ誌「Blood」に掲載されました

2017年02月21日掲載


川崎桂輔さん(琉球大学医学部附属病院 総合臨床研修・教育センター 研修医)と加留部謙之輔教授(細胞病理学講座)らの論文「Peripheral T-cell lymphoma with EBV-infected "anaplastic" B cell proliferation confined to sinuses 」がBlood誌に掲載されました。Blood誌は学術雑誌の影響力を示すインパクトファクターが11.84と、血液学分野で世界トップの雑誌です。

血液のがんである悪性リンパ腫においては、しばしばEBウイルスに感染した細胞が増殖します。細胞病理学講座では、長嶺千賀子技術専門職員らによりEBウイルスの効率的な検出法である「EBER-ISH」を確立しており、同ウイルスの病態への関与について詳細な解析を行っています。今回の論文ではEBウイルス感染細胞に関して、世界で初めてとなる特徴的な形態学的増殖パターンを報告しました。(詳細はこちら)

川崎さんは2015年から琉球大学医学部附属病院に研修医として勤務しており、病理診断科の研修期間中に当該症例の病理組織診断に携わりました。「研修医の間にこのような症例に出会えたことは貴重な経験でした。琉球大学附属病院には教育的な症例、稀な症例が集まります。現在、2本目の症例報告の準備もしています。」と、川崎さんは意欲的に語っています。

論文のゲラ版をもつ川崎さんと、(写真後方右)今回の報告において重要な役割を果たしたEBER-ISHの写真をもつ長嶺さん。細胞病理学講座にて。

論文のゲラ版をもつ川崎さんと、(写真後方右)今回の報告において重要な役割を果たしたEBER-ISHの写真をもつ長嶺さん。細胞病理学講座にて。