教育学研究科

【教育学研究科(修士課程)】
●学校教育専攻/定員5名
●障害児教育専攻/定員3名
●臨床心理学専攻/定員3名
●教科教育専攻/定員24名
  学生数/101
  修学期間/2年


【教育学研究科(修士課程)】
 学部における教育の基礎の上に、広い視野に立って精深な学識を授け、学校教育の場における理論と実践の研究能力や専門性を高め、教育研究や実践に必要な高度の能力を養うことを目的とします。本研究科においては、大学院設置基準第14条に定める教育方法の特例による特別の処置を講じています。すなわち、現に教職にある者で希望する者に対しては、修士課程前半の1年は学業研究に専念し、後半の1年は在職校での勤務を認め、夜間その他特定の時間及び時期に授業又は研究指導を行います。
なお、本研究科は、現職教員をはじめとする社会人が夜間でも受講でき、修士の学位を取得できる昼夜開講を実施し、大学院での修学機会の更なる拡充に努めています。

■学校教育専攻
【教育学コース】
教育学コースでは、教育の歴史や哲学、制度や行政、地域教育経営、学習指導と生徒指導、幼児教育や学校教育も含めたさまざまな教育機会、全生涯にわたる人間形成など、教育と呼ばれるものを多角的・多元的に研究します。そのなかで教育についての固定観念が解体され、新しい世界が見えてきます。そして、今日のさまざまな教育課題に主体的かつ協同的に対処できる高度な専門的能力を養うことができます。
【心理学コース】
心理学コースでは、学校教育において児童・生徒が学習・発達面、人格・社会面、進路面に関する諸問題を解決し、成長することを促す援助の理論と実践を学びます。当コースは、このような学校心理といじめ・不登校等の教育相談などの教育実践についての幅広い視野と見識を持った教員の養成とリカレントを目指します。

■障害児教育専攻
 障害児教育専修では、「特殊教育」から「特別支援教育」へという動向を見据えながら、LD・ADHD・高機能自閉症等を含む障害児の、教育の歴史、原理、教育過程、指導法及び、心理、臨床、病理等に関する高度な知識と実践力を有する教員の育成を目指します。特に現在、教育支援計画策定や地域連携等における力量のある人材が求められていますが、そうした観点を配慮した教員の資質向上を目指します。併せて、障害児教育実践センターの活動を通して、臨床経験に基づく優れた実践力を養うことができます。

■臨床心理学専攻
 学校教育環境を取り巻く、今日的諸課題である、いじめ、不登校、自殺等の問題、DV被害児・者、犯罪被害者、非行少年への支援、及び、病院臨床に適切に対処するためには、それらに対処できる高度な専門性を有した臨床心理士の養成を行います。
※日本臨床心理士資格認定協会の臨床心理士養成の二種指定校となっています。

■教科教育専攻
【国語教育専修】
国語教育専修では、確かな専門性の土台のもとに豊かな教育実践力の養成をめざし、国語学、国文学、漢文学、国語科教育の各分野が協同して院生の教育に臨んでいます。暖かく厳しい、厳しく暖かい、校風ならぬ専修風です。現職教員の方々のリカレント教育にも力を注いでいます。国語教育実践の拠り所となる専門性をさらに深めたい方、現場で見出した課題をじっくり追究したい方、もう一度自らの教育実践を振り返り、さらなる力を蓄えたい方・・・ぜひ国語教育専修へ。
【社会科教育専修】
特定の専門分野について研究を深めながら,社会科教育の実践的な共同授業にも 参加し,専門研究と教育実践力強化の融合を目指します。
【数学教育専修】
数学と数学教育に高度な知見と問題解決能力を持ち、創造的な研究と問題解決を経験した数学教員を養成します。
【理科教育専修】
理科教育専修では、1)物理学、2)地学、3)化学、4)生物学、5)理科教育、6)理科教育情報の6分野のいずれか1つを特に深く研究し、その専門性を身につけることによって、理科教育の現場における理論と教育実践の能力を高めることを目的とします。各分野の概要は、次のようになります。1)物理学の古典的基礎の再確認と量子論に基づく現代的解釈、および情報処理技術に関する領域の研究と教育。2)時間的・空間的な自然現象の地球科学的な視野に立った研究と教育。3)化学領域の微視的・巨視的理解と現代的発展を視野に入れた研究と教育。4)学校現場と結びついた理科教育研究を目指した学習指導理論・教育実践・教材開発・総合的な学習等の創造的研究と教育。5)生物領域の分類学および生態学的視野に立った研究と教育。6)理科教育情報においてコンピュータ利用をめざすと共に、自然現象の諸要素値のデータベース化・検索法の研究と教育。
【音楽教育専修】
音楽教育専修には、声楽、器楽、作曲・指揮法、音楽学、音楽科教育という5つの分野があり、入学時にそのいずれかを選択し研究を深めていきます。修士演奏や作品発表という実技系の研究発表もありますが、それらの演奏及び作曲・指揮法を含め、すべての分野で論文発表を課題としております。最近では社会的必要性により音楽療法系の研究者も増えています。
【美術教育専修】
学校教育にとらわれない幅広い教育文化との関わりの中で、アートの専門分野をさらに深く追求します。「絵画、彫刻、デザイン、工芸(陶芸、織染)、美術理論・美術史、美術科教育」の各分野の他に既存の表現領域におさまらない、広い領域にまたがる制作や研究も「総合表現」として選択することができます。
【保健体育専修】
体育学、運動学、学校保健、保健体育科教育の分野から、教育研究や実践に必要な高度の能力を養うことを目指します。
【技術教育専修】
当専修は、高度な専門的教育能力と実践能力を有する教員を養成するとともに、現代技術社会に適応できる高度な技術的専門性を有する人材の育成をも行っています。研究・教育体制は、1)電気電子・情報系、2)機械システム・熱エネルギー系、3)複合材料・加工系、4)技術科教育の4系列に大別されます。この中で、電子応用、ロボット制御、コンピュータ、パターン認識、人工知能、機械システム、メカトロニクス、熱流体、熱エネルギー変換、材料加工技術、複合材料、技術科教育指導法、技術科教育教材開発に関する研究・教育をはじめ、さらに多岐にわたる研究・教育を行っており、希望に応じて選択することができます。
【家政教育専修】
家庭科教育学,被服学,健康・長寿栄養学,熱帯食物学,調理学,住生活学,生活経営学,保育学の各分野で沖縄県独自の地域特性を深く探求します。
【英語教育専修】
英語教育・英語学・英米文学に関する研究を深め、英語教員をはじめとして広く社会に貢献できる人材の養成を目指しています。


【修了後の進路】
 教員、大学院博士課程進学、海外青年協力隊、一般企業研究所、システムエンジニア、病院、といった幅広い分野で活躍しています。

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